コーポレートスタッフは人事・総務部、情報システム部、法務・審査部、経理部で構成されています。会社が会社として機能するために、企業維持機能を果たしています。各部が持つ専門性を発揮し、営業部署の支援を行っています。

エムエム建材の恵まれたグループ企業群が持つ顧客アセットに加え、広範に亘る情報ネットワークの優位性を活かして、大型都市開発を中心とする建築、土木プロジェクトに関与し、各種鋼材ビジネスの営業支援機能を果たすほか、プロジェクト営業の強化と効率化を企図したITツールの開発、導入プロジェクトの推進、更には、持続可能な社会システムの確立に向けた中長期的な取り組みとして、営業部隊と連携して、再生エネルギーや環境リサイクル関連の新規ビジネスの創出に注力しています。

第一営業本部は、鉄骨・橋梁加工業者（ファブリケーター）や鉄塔メーカーなど大手ユーザーへの材料供給と、主管するグループ企業（エムエム建材エンジニアリング）や客先ファブリケーターと連携したゼネコンからの鉄骨工事の請負い、並びにベースパックなどの露出型柱脚商品の販売・施工を主な業務としています。また、グループ企業とのネットワークを生かし、首都圏を中心とした大型建築プロジェクトの確実な捕捉と刈り取りを図る事が重要な役割の一つとなっています。

第二営業本部は土木部、棒鋼部、新潟支店、建設鋼材貿易部で構成されています。土木部はゼネコン等の建設会社向けに河川･護岸工事やトンネル等の地下工事、交通インフラ工事で使用される土木資材を取り扱い、棒鋼部ではマンション等の鉄筋コンクリート造の建物に使われる棒鋼を供給。新潟支店では新潟･北陸地区に於ける建設鋼材と鉄鋼原料の供給を担っています。建設鋼材貿易部では東南アジアを中心とした海外のお客様への半製品、建材製品の輸出、日系ゼネコンが取り組む海外ODA案件向けに資材調達支援を行っています。

製鋼原料本部は国内・海外の鉄鋼メーカー向け製鋼原料トレーディング事業、環境リサイクル事業の新規開拓・推進が主たる業務となります。グループ企業各社のネットワークと弊社が持つ機能を駆使し、日本国内・アジアの鉄鋼メーカー向け製鋼原料の安定供給に責任を果たしております。近年では脱炭素に向けた取組として他産業と協業し、新たな資源循環システムの確立に向けた挑戦も行っています。全社製鋼原料部門の戦略の立案や人材育成も行い、国内支社原料営業部のHead quarterとしても機能しています。

北海道・東北・中部・関西・中国・九州の6支社に加え、四国支店・大分支店・下松営業所・沖縄営業所の2支店2営業所が、各地で事業を展開。該当エリアの支社・支店・営業所が起点となり、本社をはじめとした拠点間、およびグループ各社と連携を行うことで、日本各地のお客様やプロジェクトをカバーしています。現地の状況やエリア特有のニーズを把握した社員がお客様とコミュニケーションすることで、質の高いサービスの提供を実現しています。